肝付兼太


肝付 兼太(きもつき かねた、1935年昭和10年〉11月15日[1][3][4] - 2016年平成28年〉10月20日[15][16][17][18][19])は、日本声優俳優演出家81プロデュース最終所属[9]鹿児島県揖宿郡喜入町(現・鹿児島市)出身[20]東京府東京市中野区(現・東京都中野区)[6]板橋区(現・東京都板橋区)育ち[4]劇団21世紀FOX初代主宰[8]

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[[1980年代]]の小劇場ブームの時に、[[北村想]]の作品『寿歌』と出会い衝撃を受ける{{R|声優アニメディア|演声人語}}。自身も演劇をやりたいと強く思い、紀伊國屋で北村の『十一人の少年』の台本を見つけ「この戯曲の上演をしたい」と考え許可を取り、当時講師をしていた養成所の若者を集め、[[1983年]]9月に[[劇団すごろく|劇団がらくた工房]]、ぷろだくしょんバオバブを離れて<ref>{{Cite journal|和書|date = 1983-10|title =AFTER REPORT|journal = [[アニメージュ]]|issue = 1983年11月号|pages = 157 |publisher = [[徳間書店]]}}</ref>、[[劇団21世紀FOX]]を結成した{{R|声優になる}}。結成当時のメンバーに[[宮下タケル]]、[[松尾まつお]]、[[速見圭]]、[[西原久美子]]らがおり、すぐ後に[[山口勝平]]が入団する。劇団では演出、構成を手がけるだけでなく、若手俳優の育成指導にもあたっている。[[2008年]]には劇団が結成25周年を迎え、同年12月にはかつて劇団に所属していた[[伊藤健太郎 (声優)|伊藤健太郎]]らを招いて25周年記念公演を開いた<ref>{{Cite web|和書|url=http://21cfox.blog120.fc2.com/blog-entry-404.html|title=初冬のミステリー|accessdate=2024-11-15|date=2008-12-17|publisher=劇団21世紀FOX 稽古場便り}}</ref>。
[[1980年代]]の小劇場ブームの時に、[[北村想]]の作品『寿歌』と出会い衝撃を受ける{{R|声優アニメディア|演声人語}}。自身も演劇をやりたいと強く思い、紀伊國屋で北村の『十一人の少年』の台本を見つけ「この戯曲の上演をしたい」と考え許可を取り、当時講師をしていた養成所の若者を集め、[[1983年]]9月に[[劇団すごろく|劇団がらくた工房]]、ぷろだくしょんバオバブを離れて<ref>{{Cite journal|和書|date = 1983-10|title =AFTER REPORT|journal = [[アニメージュ]]|issue = 1983年11月号|pages = 157 |publisher = [[徳間書店]]}}</ref>、[[劇団21世紀FOX]]を結成した{{R|声優になる}}。結成当時のメンバーに[[宮下タケル]]、[[松尾まつお]]、[[速見圭]]、[[西原久美子]]らがおり、すぐ後に[[山口勝平]]が入団する。劇団では演出、構成を手がけるだけでなく、若手俳優の育成指導にもあたっている。[[2008年]]には劇団が結成25周年を迎え、同年12月にはかつて劇団に所属していた[[伊藤健太郎 (声優)|伊藤健太郎]]らを招いて25周年記念公演を開いた<ref>{{Cite web|和書|url=http://21cfox.blog120.fc2.com/blog-entry-404.html|title=初冬のミステリー|accessdate=2024-11-15|date=2008-12-17|publisher=劇団21世紀FOX 稽古場便り}}</ref>。


[[1985年]]11月から12月にかけて喉の手術のため入院(1980年頃から多くのアニメ作品にキャラクターの声で出演していたため)。そのため『ドラえもん』(テレビ朝日版)のスネ夫、『オバケのQ太郎』(テレビ朝日版)のハカセ役は、木佐キザオ役で共演していた[[龍田直樹]]が代役を務め、『[[にこにこぷん]]』ではじゃじゃまるが風邪を引いたという設定で2週間しゃべらずに乗り切った。手術の際、自分の声が綺麗になってしまうことを恐れ、[[ポリープ]]を[[ピンセット]]で潰した<ref name="ranking20120313">{{Cite web |title=[お願い!ランキング (2012年3月13日放送回)] |url=https://tvtopic.goo.ne.jp/program/ex/21430/550866/ |date=2016-10-24 |access-date=2024-11-15 |publisher=gooテレビ番組 |archive-date=2016-10-24 |archive-url=https://web.archive.org/web/20161024074219/https://tvtopic.goo.ne.jp/program/ex/21430/550866/}}</ref>。
[[1985年]]11月から12月にかけて喉の手術のため入院(1980年頃から多くのアニメ作品にキャラクターの声で出演していたため)。そのため『ドラえもん』(テレビ朝日版)のスネ夫、『オバケのQ太郎』(テレビ朝日版)のハカセ役は、木佐キザオ役で共演していた[[龍田直樹]]が代役を務め、『[[にこにこぷん]]』ではじゃじゃまるが風邪を引いたという設定で2週間しゃべらずに乗り切った。手術の際、自分の声が綺麗になってしまうことを恐れ、[[ポリープ]]を[[ピンセット]]で潰した<ref name="ranking20120313">{{Cite web |title=[お願い!ランキング (2012年3月13日放送回)] |url=https://tvtopic.goo.ne.jp/program/ex/21430/550866/ |date=2016-10-24 |access-date=2024-11-15 |publisher=gooテレビ番組 |archive-date=2016-10-24 |archive-url=https://web.archive.org/web/20161024074219/https://tvtopic.goo.ne.jp/program/ex/21430/550866/}}</ref>。


[[2004年]]に[[ニトロプラス]]から発売された[[ドラマCD]]『[[鬼哭街]]』では「ディレクション」(演出)としてクレジットされているが、出演はしていない。
[[2004年]]に[[ニトロプラス]]から発売された[[ドラマCD]]『[[鬼哭街]]』では「ディレクション」(演出)としてクレジットされているが、出演はしていない。
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